中華料理店「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市)は2014年4~6月期に未払い賃金2億5500万円を費用計上した。
京都下労働基準監督署からの指導に基づき社内調査を行ったところ、13年7月16日~14年2月15日までに従業員923人に対して総額2億5500万円の未払い賃金があることが判明したという。
今回の費用計上が業績に与える影響は「軽微」としている。同社は15年3月期中に直営29店舗、フランチャイズ13店舗を出店する計画で、通期の売上高は前期比4.3%増の795億円、営業利益は14.1%増の79億円を見込んでいる。