日本フードサービス協会が発表した5月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比2.8%増となり、3ヵ月連続のプラスとなった。伸び率は前月の2.3%増を上回り、消費増税後も堅調に推移している。
客数は1.1%減で4ヵ月連続のマイナスだったが、客単価が3.9%伸びた。
業態別ではファミリーレストランの好調が続いており、売上高は6.2%増だった。メニュー改訂などにより客単価が2.8%増となったほか、土曜日が前年より1日多かったことで客数も3.3%増えた。
ファーストフードの売上高は1.3%増、ハンバーガーショップなど洋風は1.0%減と振るわなかったが、和風(2.9%増)と麺類(4.7%増)が伸びた。
パブ・居酒屋(1.8%減)と喫茶(0.7%減)は前年割れとなった。