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【外食産業】 2013年の市場規模は2.9%増、2年連続のプラス

 食の安心・安全財団のまとめによると、2013年の外食産業の市場規模は前年比2.9%増の23兆9046億円だった。伸び率は12年の1.8%増を上回り、2年連続のプラスとなった。

 

 2008年のリーマンショックと11年の東日本大震災の影響で縮小が続いていた外食産業市場だが、景気回復傾向で家計の外食支出や企業の交際費などが増え、2年連続の増加につながった。

 

 部門別では全体の半分強を占める「飲食店」が3.0%増の12兆8473億円。ファミリーレストランやセルフ式のうどん店などが好調だった。ホテルなどの「宿泊施設」も4.6%増だったほか、「喫茶店・居酒屋等」も3.6%伸びた。学校や病院などの「集団給食」は0.2%の減少だった。

 

 一般的には外食産業に含まない、持ち帰り弁当店や総菜店など料理品小売業は0.4%増の6兆4934億円で、前年の2.7%増に比べて伸びが鈍った。