メニュー

【全国スーパー】 4月の既存店売上高は5.4%減、3ヵ月ぶりのマイナス

 日本チェーンストア協会が発表した全国スーパー(加盟60社)の4月の売上高は1兆42億円で、全店ベースでは前年同月比2.1%減、既存店ベースでは5.4%のマイナスだった。

 

 前月に消費増税前の駆け込み需要があった加工食品や住関品で反動減が出たほか、月前半の気温が低かった影響から春物衣料の動きも鈍かった。既存店売上高が前年実績を下回るのは3ヵ月ぶり。

 

 前回の消費税引き上げ直後の1997年4月の既存店売上高は4.6%減だったので、落ち込み幅は今回のほうが大きかった。

 

 商品部門別の既存店売上高は、主力の食料品が4.5%減、衣料品が10.5%減、住関品が5.5%減だった。