ドラッグストア大手のココカラファインが発表した2014年3月期の連結業績は、営業利益が前期比25.9%減の74億円だった。13年4月にセイジョー、セガミメディクスなど6社の販売子会社をココカラファインヘルスケアに統合したことに伴い一時的な経費の増加などがあり減益となったが、中間決算発表時に下方修正した会社予想の59億円を上回った。13年11月に子会社化した岩崎宏健堂(山口県)の連結効果や消費増税前の駆け込み需要が業績貢献した。中間期時点で2.5%減だった既存店売上高は、通期では1.4%減となった。
岩崎宏健堂の62店舗、新規出店の58店舗を加えて、期末での店舗数は1352店舗となり、売上高は4.0%増の3493億円となった。
15年3月期の業績は、売上高が3.6%増の3620億円、営業利益が7.5%増の80億円と増収増益を見込む。