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グランフロント大阪、初年度の売上高は436億円、当初目標を上回る

 昨年4月に開業したJR大阪駅北口の複合商業施設「グランフロント大阪」の初年度売上高は436億円で当初の目標としていた400億円を上回った。三菱地所や阪急電鉄などグランフロント大阪の事業者12社が発表した。

 グランフロント大阪はオフィスなどが入居する高層ビルの低層部分にあり、南館と北館を合わせて店舗面積は約4万4000平方メートル。大型の核テナントはないが、ファッションや雑貨などの専門店、食品専門店やレストランなど計約260店舗が出店している。

 JR大阪駅北口では駅直結のJR大阪三越伊勢丹が不振続きで、開業から約3年となる今年1月、売り場面積の大幅縮小と専門店ビル「ルクア」との一体化による再建構想を発表した。開業以来、客足が好調のグランフロントとは好対照の結果となっている。