日本百貨店協会が発表した1月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比2.6%増となり、3ヵ月連続で前年実績を上回った。
消費増税前の駆け込み需要や冷え込みによる季節商品の需要の高まりなどで月間を通じて好調に推移した。
商品別では主力の衣料品が0.5%増、海外高級ブランド品が好調で身のまわり品が6.1%増、美術・宝飾・貴金属は22.6%増と高額商材が一段と高い伸びを見せた。食料品は1.2%増だった。
10大都市では神戸(2.6%減)、広島(10.3%減)を除く8都市がプラスで、仙台(6.7%増)、横浜(5.6%増)、名古屋(7.8%増)などがとくに好調だった。