ファミリーマートは1月15日、同社がアジアで展開する店舗で販売する商品の公募を始めた。海外進出を目指す中小企業を対象に応募を受け付け、書類選考や商品サンプルの審査、展開地域や取引条件などに関する交渉を経て、今年秋頃から販売を始める予定。
同社は2013年12月末現在で海外に約1万3000店舗を展開しているが、このうち台湾、中国、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンの6ヵ国・計約5000店舗が対象となる。
同社が海外店舗で取り扱っている商品はほとんどが現地で調達したもの。日本ブランドの商品を取り扱うことで競合店との差別化を図る。
「チャレンジアジア」と名付けた今回の商品公募プロジェクトは、中小企業のアジア進出支援を目的に経済産業省が推進する「クールジャパン戦略事業」に採択されている。