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【米ターゲット】 カード情報盗難、最大で約4000万枚分の情報流出

 米ディスカウントストア大手のターゲットは同社の店舗でクレジットカードとデビットカードの情報盗難が発生、最大で約4000万枚分の情報が流出した可能性があることを明らかにした。同社店舗で11月27日から12月15日の間に決済に使用されたカードが対象。

 

 同社は、すでに対策を取ったため現時点ではカードは安全に使えるとしているが、同社がいつ、どのような経緯で情報盗難に気づいたのか、情報盗難でカード顧客に具体的な被害があったのかどうかなどは明らかにしていない。現在、捜査当局や第三者機関の協力を得ながら、全容解明に努めている。

 

 流出したとみられる情報は、氏名、カード番号、有効期限などで暗証番号や住所などの個人情報は含まれていないようだ。店舗のカード読み取り機から情報を盗難したようだ。

 

 米小売業界でのカード情報流出事故としては、2007年に衣料品専門店のTJXカンパニーから最低でも4570万枚分のカード情報が流出した例がある。