日本チェーンストア協会がまとめた全国スーパー(加盟58社)の10月の売上高は1兆433億円で、既存店ベースでは前年同月比0.5%の増加だった。8月が0.1%増、9月が0.4%増といずれも微増ながら3ヵ月連続のプラスとなった。
10月前半の気温が高かったため秋冬物が不調だった衣料品は5.7%減だったが、野菜や畜産品の相場高もあって主力の食料品が1.8%増と伸びた。住関品も0.4%増と前年実績を上回った。
一方、日本スーパーマーケット協会など3団体がまとめた全国食品スーパー(集計306社)の売上高は既存店ベースで前年同月比0.4%増となり4ヵ月ぶりに前年実績をクリアした。青果が5.5%増、畜産が3.0%増と好調だった反面、一般食品は1.9%減と振るわなかった。