メニュー

【B1グランプリ】 太麺やきそばで福島県の「浪江焼麺太国」が第1位に

 11月9日と10日に愛知県豊川市で開かれたご当地グルメによる街おこしの祭典第8回「B-1グランプリ」で、来場者による投票の結果、太麺の「なみえ焼そば」を出品した福島県浪江町の「浪江焼麺太国」が1位のゴールドグランプリを獲得した。

 

 浪江町が福島第一原発事故により全町避難を強いられる中、同団体は「なみえ焼そば」を古里復興のシンボルとして活動を続け、4回目の参加でトップの座についた。

 

 2位のシルバーグランプリは熱した鉄板で牛バラ肉とタマネギを醤油ベースのたれで焼く十和田バラ焼きを出品した「十和田バラ焼きゼミナール」(青森県十和田市)、3位のブロンズグランプリは大量のラー油を使った担々麺の「熱血!!勝浦タンタンメン船団」(千葉県勝浦市)だった。

 

 そのほか、「今治焼豚玉子飯世界普及委員会」(愛媛県今治市、第4位)、NHKの朝の連続ドラマ「あまちゃん」で有名になった「まめぶ汁」で参加した「久慈まめぶ部屋」(岩手県久慈市)などが上位に入った。

 

 今年のB-1グランプリは2日間で58万1000人が来場した。来年は東北復興支援の意味を込めて福島県郡山市で開催される。