ローソンは10月8日に発表した中期事業計画で医薬品を取り扱う店舗を現在の82店舗から5年後に3000店舗にまで増やす構想を明らかにした。
ドラッグストアや調剤薬局をフランチャイズ(FC)加盟店に加えることで、医薬品取扱店舗を増やしていく方針。「調剤薬局は全国に約5万店舗あり、(健康志向のコンビニ)ナチュラルローソンとの併設モデルなどを提案するなどして、FC加盟店を増やしていく」(玉塚元一COO)としている。
ナチュラルローソンは現在、首都圏中心に109店舗にとどまっているが、調剤薬局との併設化や既存のローソン店舗からの業態転換などを含めて、5年後に3000店舗にまで増やす計画だ。
ローソンはこれまで「マチのほっとステーション」をキャッチフレーズとしてきたが、今後は「マチの健康ステーション」として、高齢者や女性など新しい客層を取り込んでいく方針だ。