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【米JCペニー】 著名投資家のジョージ・ソロス氏が大株主に

 著名投資家のジョージ・ソロス氏が米大衆百貨店大手JCペニーの大株主となったことがわかった。8月14日に米証券取引委員会が公表した保有有価証券報告書によると、ソロス氏が率いる投資ファンド、ソロス・ファンド・マネジメントは6月末時点でJCペニーの株式約2000万株を保有、第2位株主となった。

 

 筆頭株主はアクティビストファンド(もの言う株主)として知られるビル・アックマン氏が率いるパーシングスクエア・キャピタルマネジメント。アックマン氏はJCペニーのマイク・ウルマン暫定CEO(最高経営責任者)の早期退任と新CEO任命を急ぐことを求めてトーマス・エンジバウス会長らと対立、JCペニーの取締役を8月12日付で退いた。

 

 このため、株式市場ではアックマン氏がJCペニー株を手放すのではないかとの観測が流れている。パーシングスクエア・キャピタルマネジメントはJCペニーの株式約3900万株(発行済み株式の約18%)を保有している。