ヤマダ電機は8月12日、インターネット通販サイト「ヤマダ電機WEB.com」で第2類の一般用医薬品(大衆薬)の取扱いを始めたことを明らかにした。
従来は副作用リスクの低い第3類の大衆薬と医薬部外品のみの取扱いだったが、政府が決めた大衆薬のネット販売解禁の方針を受けて約1000品目の第2類大衆薬の販売に踏み切った。価格は「バファリンかぜEX顆粒 20包」(ライオン製薬)が2480円、「新ルルA錠 180錠」(第一三共ヘルスケア)が1980円など。商品価格の1~4%程度をポイントとして還元する。
家電量販店大手ではビックカメラが7月24日から第2類大衆薬のネット販売を始めているほか、大手ドラッグストアでも同様の動きが広がりつつある。
政府は6月に閣議決定した成長戦略で、第1類の一部を除く大衆薬のネット販売解禁を盛り込んだ。