日本スーパーマーケット協会など3団体がまとめた全国食品スーパー(加盟306社)の6月の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.3%増と16ヵ月ぶりのプラスとなった。
青果と水産が落ち込むなど生鮮3部門は0.6%減と前年割れだったが、つまみなどの総菜が0.6%増となったほか、ビールや飲料を含む一般食品が0.5%伸びた。気温上昇と前年に比べて日曜日が1日多かったことが追い風となった。
エリア別では東海(2.3%減)と関西(0.6%減)がマイナスとなったが、そのほかの5地域はすべてプラス。北信越(1.1%増)や九州・沖縄(1.7%増)の伸び率が高かった。
新店を含む全店ベースの売上高は2.5%増で、4ヵ月連続のプラスだった。