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【大日本印刷】 購買情報と属性情報から地域ごとの消費者特性を可視化

 大日本印刷は6月19日、消費者の属性情報と購買情報を組み合わせて、郵便番号のエリア単位で消費者特性を地図上に表示する新サービス「エリアダッシュ2013」の提供を始めた。

 

 小売業や消費財メーカーが新聞折り込みチラシやダイレクトメールを配布する際などに利用することを想定している。

 

 同社は2011年、年齢や性別、家族構成などの属性情報から「子育てを終えた団塊世代」「子育て世代家族」など60のクラスターに分類して地図上に色分け表示する分析手法「エリアダッシュ」を開発した。

 

 今回はこれに外食、基礎化粧品、ビールといった商品やサービスなど約600品目について購買情報を組み合わせ、属性情報と購買情報の両面から消費者特性を可視化できるようにした。属性情報と購買情報のデータベースは国勢調査と総務省家計調査のデータを基に同社が独自に構築した。