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【消費者物価】 4月は6ヵ月連続下落、5月の東京都区部は0.1%プラスに

 総務省が発表した4月の全国消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合で前年同月比0.4%下落の99.8と6ヵ月連続のマイナスとなった。

 

 テレビ価格が16.4%下がったことなどが響いた。食料ではトマトの相場安などで生鮮野菜の価格が14.0%下がった。生鮮食品を除く食料は0.6%の低下で8ヵ月連続のマイナスだった。

 

 一方、東京都区部の5月の消費者物価指数(中旬速報値)は生鮮食品の除く総合で0.1%上昇の99.2となった。電気代が13.7%上昇したことに加えて、テレビの価格が下げ止まったことが要因。

 

 全国の先行指標である都区部の消費者物価指数が上昇に転じるのは、2009年3月以来、4年2ヵ月ぶり。