日本ショッピングセンター協会がまとめた4月のショッピングセンター(SC)売上高は、4103億円で既存SCベースでは前年同月比2.9%の減少だった。
前月から一転して、気温の低下や大雨などの天候不順により衣料品の動きが鈍かった。
花見需要の前倒しによる反動で食品関連のテナントも振るわなかった。
休日が前年より1日少なかったことや、4月は新規開業のSCが15ヵ所と多かったことも既存SCの来店客の減少を招いた。
地域別では北海道が唯一前年を上回り1.4%増、とくにリニューアル効果が大きかった中心地域が2.1%増と好調だった。