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【全国スーパー】 4月の既存店売上高は1.9%減、2ヵ月ぶりのマイナス

 日本チェーンストア協会がまとめた全国スーパー(加盟57社)の4月の売上高は1兆259億円で、既存店ベースでは前年同月比1.9%の減少だった。

 

 気温が低い日が多かったため春物や夏物の衣料品が不振で、食品でも飲料など季節商品の動きが鈍かった。前年に比べて日曜日が1日少なかったこともマイナス要因となった。

 

 気温が高めに推移した3月は春物衣料や花粉関連商材の好調で既存売上高が13ヵ月ぶりのプラスとなったが、4月は再びマイナスに転じた。

 

 商品部門別の既存店売上高は、食料品が0.4%減、衣料品が8.8%減、住関品が2.1%減だった。

 

 一方、店舗数が前年同月比で215店舗増、売り場面積ベースで2.3%増となったことから、新店を含む全店ベースの売上高は0.3%増と前年実績を上回った。