ユニーグループ・ホールディングス傘下のサークルKサンクスは4月11日、米サークルKストアーズとアジアにおいてコンビニエンスストア「サークルK」のライセンス事業を共同で行うことで合意した。
両社が折半出資で、合弁会社を設立する。米サークルKはインドネシア、グアム、ベトナム、マレーシア、フィリピンでブランドの使用権を供与するライセンス契約を現地企業と締結、「サークルK」を展開している。
今後は合弁会社を通じてライセンシー(ライセンス供与先)に対して店舗運営などのコンサルティングサービスを提供するほか、アジア地域での新たなライセンシー開発を進める。
米サークルKはカナダに本社を置くアリメンタシオン・クシュタール傘下で、クシュタールは「サークルK」ブランドを中心に北米で4600店舗以上を展開。アジアや中米などではライセンシーを通じて約1100店舗の「サークルK」を展開している。
サークルKサンクスと米サークルKに資本関係はなく、サークルKサンクスは日本における「サークルK」の商標権を買い取っている。
サークルKサンクスは昨年12月、マレーシアの現地企業との合弁でサークルKマレーシア(クアラルンプール市、サークルKサンクスの出資比率30%)を設立。今年秋に1号店を出し、3年間で300店舗の出店を目指すが、サークルKマレーシアに対しては米サークルKとの合弁会社がライセンスを供与することになる。