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【スギHD】 4期連続で最高益更新へ、14年2月期

 ドラッグストア大手のスギホールディングス(愛知県)の2014年2月期連結営業利益は前期比3.1%増の190億円と4期連続で過去最高益を更新する見通しだ。

 同社は3月1日付で子会社のスギ薬局とジャパンを統合、業態別事業部組織に再編した上で、今後は新規出店を加速させる。スギ薬局事業部では薬剤師や美容部員によるカウンセリング販売を強化する一方、ディスカウントストアのジャパン事業部では価格競争力をさらに高める。連結売上高は6.5%増の3660億円を見込んでいる。

 同社は16年2月期で店舗数1500店舗、売上高5000億円の達成を中期経営計画として掲げており、計画達成のためには新規出店だけでなくM&A(買収・合併)も必要となってきそうだ。

 同社が発表した13年2月期の連結業績は、売上高が5.0%増の3436億円、営業利益が7.0%増の184億円だった。期末店舗数はスギ薬局が47店舗増の718店舗、ジャパンが3店舗増の153店舗となった。