ミニストップは3月22日、同社の新社長にイオン系ホームセンター、サンデー(青森県八戸市)社長の宮下直行氏(60歳)が就任する人事を決めた。同氏は同日付でサンデー社長を退任してミニストップの顧問に就任、5月下旬の株主総会後に社長に就く。
現社長の阿部信行氏(54歳)はイオングループアセアン本社(マレーシア)に移り、アセアン新規事業推進責任者に就任する。新社長の宮下氏もイオンチャイナ総経理として中国事業を指揮した経験があり、両氏を中心にミニストップの海外展開が加速しそうだ。
宮下氏は1975年ジャスコ(現イオン)に入社、2002年青島ジャスコ総経理、06年イオンチャイナ総経理、08年イオンリテール名古屋事業部長などを経て、10年5月からサンデー社長を務めていた。
なお、宮下氏の後任のサンデー社長には、同社生え抜きで常務取締役商品統括本部長の川村暢朗氏(54歳)が昇格した。