三菱商事はキリンホールディングスが保有する横浜赤レンガ(横浜市)の発行済み株式約72%のうち51%を12月下旬に取得する。
横浜赤レンガは横浜観光の名所の一つとなっている歴史的建造物「横浜赤レンガ倉庫」の運営を行っている。横浜赤レンガ倉庫には飲食店や雑貨店など約110店がテナントとして入居するほか、イベントスペースなどもあり、多くの観光客が訪れる。
三菱商事は横浜赤レンガを傘下に収めることで商業施設関連事業を強化する。
また、三菱商事はキリンホールディングス100%子会社のキリン協和フーズの全株式を取得することも発表。キリンは両社の株式を手放すことで、本業への経営資源の集中を進める。