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【ウエルシアHD】 ウエルシア関東が寺島薬局を吸収合併、来年3月

 ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス傘下のウエルシア関東(さいたま市)は同社の子会社である寺島薬局(茨城県つくば市)を来年3月1日付けで吸収合併する。関東が地盤の両社を合併させることで、本部機能を統合するなどして経営の効率化を図る。

 寺島薬局は茨城県を地盤に埼玉、千葉、栃木、長野、福島の各県で計136店舗(8月末現在)を展開しているが、2008年11月に株式公開買付でウエルシア関東の子会社となった。ウエルシア関東は現在、寺島薬局の株式の82.6%を保有している。

 寺島薬局はウエルシア関東の子会社になった後、従来のディスカウント型モデルから調剤部門を併設する付加価値型のモデルに転換し、売上高経常利益率が4.7%とウエルシア関東と肩を並べるまでに高まった。

 12年8月期の売上高はウエルシア関東が1732億円、寺島薬局が549億円で、両社を合わせるとウエルシアHDの連結売上高の約8割を占める中核事業会社となる。