大日本印刷は音声認識技術を応用し、スマートフォンなどからより簡単にネットスーパーを利用できる新システムを開発した。
音声認識技術開発のアドバンスト・メディアと共同開発したもので、食品に関する約6万語の単語を登録。利用者は専用アプリを自分のスマホなどにインストールして使う。アプリを起動後、音声で希望の商品名を告げ、表示された商品をタッチすることで注文することができる。多くの商品の中から必要な商品を探し出す手間を省き、スマホなどの操作に不慣れな高齢者などでもネットスーパーを使いやすくする。
今後はネットスーパーや食品宅配事業者と共同で実証実験を進め、2013年度中にも実用化を目指す。