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【外食売上高】 10月は2.1%の減少、3ヵ月ぶりのマイナス

 日本フードサービス協会が発表した10月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比2.1%の減少となり、3ヵ月ぶりに前年実績を下回った。

 

 前年に比べて土・日曜日が2日少なかったこともあって、ファミリー層が中心の洋風ファーストフードや洋風ファミリーレストランなどが苦戦した。全体の客数は前年並みだったが、景況感の悪化などから客単価が2.0%下がった。

 

 ファーストフードは2.3%の売上げ減だったが、麺類だけは出店効果などから1.0%増と前年をクリアした。ファミリーレストランでは洋風を除く、和風、中華、焼き肉が前年を上回った。

 

 パブ・居酒屋では、居酒屋が5.7%のマイナスと苦しむ一方、パブ・ビヤホールはハロウィーンに合わせたイベント効果などから1.0%増となった。

 

 喫茶は平日需要が主体のオフィス街立地の店が多く、休日数減少の影響が少なかったため、1.3%増と前年実績を上回った。