イオン系食品スーパーのマックスバリュ中部(三重県松阪市)は11月20日、中国・江蘇省蘇州市に子会社を設立すると発表した。
2013年中に会社を設立し、第1号店をオープンさせる予定。新会社の社名は「永旺美思佰楽(江蘇)商業」(仮称)でマックスバリュ中部が80%、イオングループ中国本社が20%を出資する。
イオングループでは中国での出店を加速していくために、イオン本体だけでなくマックスバリュ各社が現地法人を設立、地域を分担して食品スーパーを出店していく方針。
マックスバリュ中部は江蘇省で店舗展開を進めるが、そのほか、マックスバリュ東海(静岡県長泉町)は広東省、マックスバリュ西日本(広島市)は山東省にそれぞれ進出する。
イオンは現在14店舗にとどまる中国での食品スーパーの店舗数を2020年度に400店舗にまで増やすのが目標だ。