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【マクドナルド】 1~9月期は17.8%の営業減益、販管費が増加

 日本マクドナルドホールディングスが発表した2012年1~9月期の連結業績は、売上高が前年同期比1.1%減の2207億円、営業利益が17.8%減の177億円と減収減益だった。

 

 昨年は東日本大震災の影響で自粛していた販売促進などを増やしたことで、販売管理費が増えた。ドライブスルー併設の大型店を増やした効果などでフランチャイズ店を含むチェーン全店売上高は0.4%増加した。

 

 低価格商品の強化などで客数が増えたものの、単価が落ち込み、既存店売上高は2.2%の減少となった。

 

 一方、震災に伴う特別損失の計上がなくなったことなどから純利益は16.3%増の100億円となった。

 

 同社は収益力の低い店舗の閉鎖計画を110店舗上積みすることを決め、約14億円の閉店コストを今期中に計上する。

 

 ただ、12年12月期の業績見通しは従来予想を据え置き、売上高は0.9%増の3050億円、営業利益は4.3%増の294億円とした。