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【三菱食品】 食品のネット通販事業に進出、デジタルガレージと合弁で

 食品卸大手の三菱食品はインターネット決済事業などを手がけるデジタルガレージ(東京・渋谷区)と合弁で、2013年1月中旬をめどに食品のネット通販事業に参入する。

 

 三菱食品が66%、デジタルガレージが34%を出資し、新会社「FOOZA(フーザ)」(同・大田区)を立ち上げる。ネット通販用の物流センターを神奈川県厚木市に新設し、12月上旬から稼働させる。

 

 当初は三菱食品が得意とする加工食品や酒類、菓子を中心に1万6000品目を取り扱う。将来的には雑貨や生活用品なども扱う総合的なネット通販サイトを目指す。

 

 既存のネットスーパーや食品のネット通販は、利用者が自分で目的の商品を探す仕組みとなっているが、フーザでは生活シーンに合わせた食品の組み合わせやこだわりの食品の紹介など情報提案型のサービスとして差別化を図る。

 

 デジタルガレージはジャスダック上場で、近年では米ツイッターの日本進出を支援したことなどで知られ、ネットメディアを使ったマーケティング活動、広告販売なども手がけている。