家電量販店のコジマが発表した2012年8月期決算は経常損益が30億円の赤字、純損益が152億円の赤字となった。
昨年の地上波デジタル関連特需の反動でテレビなどの販売が予想以上に落ち込んだ。また、不採算店舗の閉鎖に伴う引当金など221億円の特別損失を計上したことで、最終赤字が膨らんだ。
同社では巨額赤字の経営責任を明確にするために今年10月からの6ヵ月間、取締役の役員報酬を8~20%、執行役員については5~10%減額する。
コジマはビックカメラの子会社になったことに伴い今期から決算期を3月から8月に変更したため、5ヵ月間の変則決算となった。売上高は1264億円だった。