総務省が発表した8月の全国消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合指数で99.6と前年同月比0.3%の低下となり、4ヵ月連続で下落した。
テレビや冷蔵庫などの家電品とガソリンの価格下落が響いた。テレビは7.1%、冷蔵庫は29.6%、ガソリンは6.0%の下落だった。
食料は0.7%低下した。トマトが13.6%の低下となるなど相場の下落で生鮮野菜が7.0%のマイナスとなった。生鮮を除く食料は前年並みだった。
先行指標となる東京都区部の9月の総合指数は生鮮食品を除くベースで前年同月比0.4%下がった。東京電力の料金値上げで電気代が14.7%上昇したが、テレビが21.1%、ルームエアコンが21.4%下落。民営家賃も下がった。