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4月の外食売上高、13.5%増=まん延防止解除で5カ月連続増

居酒屋のイメージ
日本フードサービス協会が25日発表した4月の外食産業売上高(新規店を含む全店ベース)は、前年同月比13.5%増と、5カ月連続で前年を上回った。(i-stock/krblokhin)

 日本フードサービス協会が25日発表した4月の外食産業売上高(新規店を含む全店ベース)は、前年同月比13.5%増と、5カ月連続で前年を上回った。新型コロナウイルス対策として実施していた「まん延防止等重点措置」が3月下旬に全面解除され、家族連れなどの客足が回復した。

 業態別では、ファミリーレストランは17.5%増となった。宅配やドライブスルーが強みのファストフードは8.4%増と堅調だった。酒類提供の制限緩和が進んだことを受け、パブや居酒屋は81.9%増と大きく持ち直した。ただ、コロナ前の2019年との比較では52.4%減と、半分以下の水準にとどまった。

 コロナへの警戒が続き、企業の宴会需要は少なく、二次会など夜遅い時間帯の客足は低調だという。外食産業全体で見ても19年比で8.1%減だった。協会担当者は「居酒屋などは引き続き苦戦している」と指摘する。