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【ライトオン】下請法違反で公取委から勧告、不当返品など

 公正取引委員会は9月7日、カジュアル衣料専門店大手のライトオンに対して下請代金支払遅延等防止法(下請法)違反があったとして再発防止の勧告を行った。

 

 公取委によれば、2010年9月から11年7月までの間に、商品を納入している下請業者11社に対して総額約1億2364万円分の在庫を不当に返品し、うち8社に対しては返品に関わる送料約279万円を負担させていた。

 

 また、10年8月から11年2月には「リベート」や「値引き」として支払代金から約1621万円を差し引いていた。

 

 ライトオンは今年8月に返品した商品を引き取り、減額分については全額を下請業者に返還した。