日本フードサービス協会が発表した7月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比1.7%の減少だった。2ヵ月ぶりに前年実績を下回った。
土曜日が前年より1日少なかったために洋風ファーストフードやファミリーレストランなど家族客を対象とした業態を中心に影響を受けた。また、ロンドンオリンピック開催で夜の時間帯の“外食控え”が見られたことでディナーレストランや居酒屋の客数が減少した。
主な業態別ではファーストフードが1.1%減、ファミリーレストランが1.2%減、パブ/居酒屋は7.1%減、ディナーレストランが1.7%減、喫茶が1.3%減だった。
ファミリーレストランでは「焼き肉」が17.7%増と前月に続いて大きく伸びた。ファーストフードでも和風(4.3%増)と麺類(5.6%増)は店舗数が増えていることもあって前年比プラスとなった。