日本チェーンストア協会がまとめた加盟57社(7838店舗)の7月の売上高は1兆596億円で全店ベースでは前年同月比5.6%減、既存店ベースでは4.9%の減少となった。
既存店のは前年割れは5ヵ月連続だが、過去5ヵ月では落ち込み幅が最も大きかった。
前年より梅雨明けが遅れて月の前半は気温が上がらなかったこともあり、夏物商品が苦戦した。梅雨明け後は猛暑で夏物商品も動き出したが、前半の不振をカバーできなかった。
商品部門別(既存店ベース)では食料品が4.1%減、衣料品が6.5%減、住関品が6.7%減だった。食料品ではオリンピックの観戦需要で酒、おつまみ関連、一部総菜に動きが見られたものの、相場高騰でうなぎが不調、アイスクリームや飲料、乾麺なども気温が上がらず不調だった。