東急百貨店は中国・武漢市に現地企業との合弁会社を設立、大型ショッピングセンター（ＳＣ）の運営・管理を手がける。
同社が中国に進出したのは今回が初めて。合弁相手は武漢市を中心に不動産事業を展開するニュービーコン（ＮＢ）企業グループ。ＮＢ企業グループが75％、東急百貨店が25％を出資して今年10月をめどに「武漢東急百貨店商業管理」を設立する。
新会社は2014年冬に開業予定の大型ショッピングセンター「武漢ウールールー」の企画・管理、テナントリーシング、運営を行う。同ＳＣはオフィスや住宅との複合開発物件で、商業面積は約６万7000平方メートル。
武漢市は湖北省の省都で人口979万人、全国消費品小売総額ランキングは重慶に次いで全国７位となっている。