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【ゼビオ】4~6月は増収減益、出店費用などかさむ

 スポーツ用品専門店大手のゼビオ(福島県郡山市)が発表した2012年4~6月期の連結業績は、売上高が前年同期比7.8%増の490億円、営業利益が12.5%減の42億円と増収減益だった。

 

 既存店売上高はゼビオ業態で0.5%増、ヴィクトリア業態で4.2%増と堅調で、新店効果もあって販売は伸びた。一方、大型店の「スーパースポーツゼビオ」5店舗を含む14店舗を新設した投資負担などから営業利益は前年を下回った。

 

 前年の震災特需の反動で粗利益率の高いキャンプ用品やトレーニングウエアの販売が落ち込んだ反面、利益率の低いゴルフクラブの販売が大きく増加したことにより売上高総利益率が0.6ポイント悪化したことも減益の要因となった。

 

 13年3月期通期では従来予想と変わらず売上高1980億円(9.1%増)、営業利益153億円(7.4%増)と増収増益を見込む。