ファミリーマートの韓国のエリアフランチャイザーである普光ファミリーマート(ソウル市)が社名をBGFリテールに変更、8月以降に店名を「CU」に変更することが明らかになった。
ファミリーマート側はBGFリテールとの資本関係をさらに強化し、「CU」の看板にも「with FamilyMart」を付記すると、韓国事業の強化に向けたものであるとしている。
一方、中央日報など韓国主要メディアの報道によれば、「CU」へのブランド変更に伴って運営システムも刷新していくなど、BGFは独自路線強化の方針を打ち出している。
旧・普光ファミリーマートは1990年に「ファミリーマート」の韓国1号店をオープン、現在は7200店舗余りを展開し、韓国でナンバーワンのコンビニエンスストアとなっている。ファミリーマートの海外店舗数は5月末現在で1万1700店ほどだが、その6割を韓国が占めている。
旧・普光ファミリーマートへのファミリーマートの出資比率は12年2月期末時点で23.48%。BGFリテールへの出資比率をどこまで引き上げるのか現時点では明らかになっていない。