ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の5月の売上高は、既存店ベースで前年同月比10.3%のマイナスとなり、2ヵ月連続で前年実績を下回った。
土日祝日が昨年より2日少なかったことと、中旬の気温低下で夏物の動きが鈍ったことが影響した。客単価は1.8%増えたものの、客数が11.9%の減少と落ち込んだ。
既存店が2ケタのマイナスを記録するのは昨年9月以来となる。
一方でしまむらの「ファッションセンターしまむら」事業は既存店が7.4%のプラスと好調に推移した。月前半の気温上昇でTシャツや紫外線対策の肌着が売れたほか、トレンド商品もよく動いた。