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【チェーンストア協】4月の既存店売上高は1.9%減、2ヵ月連続のマイナス

 日本チェーンストア協会がまとめた加盟57社、7758店舗(前年同月比245店舗減)の売上高は既存店ベースで1.9%減と2ヵ月連続のマイナスだった。

 

 商品部門別の売上高は食料品が2.7%減、衣料品が0.9%増、住居関連商品が1.6%減と衣料品だけがプラスだった。衣料品は月後半の気温上昇に伴ってシャツやスカートなど夏物商品が伸びを見せた。

 

 食料品では野菜の相場高が続く農産品が1.4%伸びたが、畜産品が6.4%減、水産品が4.3%減、総菜が3.7%減と不調で、加工食品など「その他食品」も2.5%の減少だった。

 

 畜産品と水産品についてはセシウム汚染に懸念が需要を減退させており、当面は厳しい状況が続きそうだ。