電波塔としては世界一の高さを誇る東京スカイツリーが5月22日、開業した。スカイツリーに隣接する複合施設「東京スカイツリータウン」と合わせて東武鉄道では初年度約3200万人の来場者を見込んでいる。
スカイツリータウンは商業施設、水族館、プラネタリウム、オフィスなどで構成されるが、商業施設「ソラマチ」の店舗面積は約5万2000平方メートル、テナント数は都内最大級の312店舗となっている。核となる大型店舗はないが、「新・下町流」をコンセプトにファッションから飲食まで小型のテナントを幅広く集積。初年度は300億円の売上げを見込んでいる。
スカイツリー開業をきっかけに周辺の浅草など下町への観光客や買い物客が増える“下町ブーム”到来が期待されている。