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米アルバートソンズ、セルフ決済できる買物カートを導入 数十店舗で

米アルバートソンズが導入する、セルフ決済ができる買い物カート
カートには画像センサーや重量センサー、ディスプレー、決済端末などが搭載されている

 米食品スーパー大手のアルバートソンズは、スタートアップ企業のヴィーヴ(Veeve、ワシントン州シアトル)が開発したスマートショッピングカートを数十店舗に導入する。このスマートカートを利用すると、レジに並ばずに支払いができる。

 アルバートソンズは2021年からヴィーヴのスマートカートを2店舗で試験運用してきた。22年後半から導入店舗を数十店舗に増やすことでヴィーヴと合意した。

 ヴィーヴのスマートカートには画像センサーや重量センサーなどが搭載されており、利用者は手に取った商品のバーコードを読み取らせた後、カートに入れる。バーコードの付いていない野菜や果物などの商品は、重量センサーが重さを自動計測し、金額をディスプレーに表示する。商品の種類や金額に間違いがなければ利用者が承認ボタンを押す。ディスプレーにはカートに入れた商品の一覧と合計金額も表示できる。

 カートの決済端末にクレジットカードを読み取らせると支払いが完了し、利用者はレジを通らず、そのまま店を出られる。アルバートソンズの会員プログラム「フォー・ユー」とも連携しており、買物金額に応じてポイントが貯まる。

 利用者が商品バーコードを読み取らせた時点で、関連商品や推奨商品がディスプレーに表示されるので、ヴィーヴでは「客単価が増える」としている。

 米国では、アマゾン・ドットコムがリアル店舗の「アマゾンフレッシュ」に「ダッシュカート」を導入した20年以降、スマートカートへの注目度が高まった。食品スーパー最大手のクローガーも一部店舗でヴィーヴのスマートカートを試験導入しているほか、買物代行サービス大手のインスタカートは21年10月、スマートカートを開発するスタートアップ企業のケイパー(Caper AI)を買収すると発表した。