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【三菱食品】15年度に売上高3兆円の中期計画、経常利益は300億円目指す

 三菱食品は5月7日、2016年3月期を最終年度とする4ヵ年の中期経営計画を明らかにした。数値目標としては、12年3月期実績で2兆1519億円の売上高を3兆円に、198億円の経常利益を300億円に高めることを目指す。

 

 今後の成長戦略として、生鮮・デリカ・メディケア(予防医薬)・非食品分野などに進出するほか、インターネット通販などの個別配送対応型の流通プラットフォームの構築、海外市場への進出など事業領域を拡大する。

 

 商品セグメント別の売上高構成としては16年3月期時点で加工食品が1兆円以上(12年3月期で7564億円)、低温食品が1兆円以上(同7790億円)、酒類が5000億円以上(同4181億円)、菓子が3000億円以上(同1963億円)を見込んでいる。

 

 なお、13年3月期の連結業績予想については売上高が前期比11.5%増の2兆4000億円、経常利益が6.1%増の210億円となっている。