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【ヤマダ電機】12年3月期の経常利益は1022億円、増益予想から一転、大幅減益に

 ヤマダ電機が4月27日に発表した業績予想の修正によると、2012年3月期の連結経常利益は前期比25.1%減の1022億円となったようだ。今年2月9日に公表した従来予想では前期比微増の1400億円を見込んでいたが、その予想を378億円も下回る結果となった。家電エコポイント制度終了と地上波デジタル放送完全移行後の需要の落ち込みが同社の予想を大きく上回った。

 

 リベートなどを除く営業利益は27.6%減の889億円となったようだ。

 

 売上高は従来予想より1846億円少なく、前期比では14.8%減の1兆8354億円となった模様で、3年ぶりに2兆円の大台を割り込んだ。既存店の売上高は昨年10~12月期が39.2%減と年末商戦で大きく落ち込み、今年1~3月期も20.3%減と苦しんだ結果、通期では19.5%のマイナスとなった。