日本フードサービス協会が発表した3月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比13.1%増と大幅に伸びた。前年3月は東日本大震災後の自粛ムードの広がりで、パブ・居酒屋やディナーレストランなどを中心に客足が遠のき、業界全体で10.3%減と大きく落ち込んでおり、今年はその反動が出た。
今年の3月は休日が前年より1日多かったことも追い風となり、客数が10.7%伸びた。
業態別の売上高ではパブ・居酒屋が23.6%増、ディナーレストランが32.3%増と特に好調だった。パブ・居酒屋が前年実績を上回るのは15ヵ月ぶり。
前月まで大幅なマイナスが続いていた焼き肉も12.8%のプラスに転じた。