日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の3月の売上高は既存店ベースで前年同月比0.4%の微増だった。
昨年3月は東日本大震災に関連する特需から既存店が7.7%増と大きく伸びており、今年はその反動減があったものの、米飯、総菜、調理パンなど主力の日配商品の好調で吸収、前年比プラスを維持した。既存店が前年実績を上回るのはこれで6ヵ月連続となった。
既存店ベースの客単価は1.7%のマイナスだったが、客数は2.2%伸びた。
商品別の売上高(全店ベース)は、日配食品が12.4%増と好調。加工食品(0.3%増)と非食品(0.1%増)は微増、昨年はイベント自粛でチケット販売などが落ち込んでいたサービスの売上高は23.7%増と大きく伸びた。