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【都市型SC】大型連休前に都内で注目の商業施設が続々オープン

 ゴールデンウイークを前にして東京都内で注目の都市型ショッピングセンター(SC)が続々とオープンする。昨年4月は東日本大震災後の自粛ムードに包まれていたが、外出やレジャーの意欲が高まっている今年はこうした新施設が多くの来場者を集めそうだ。

 

 まず4月18日には渋谷区の神宮前交差点の一等地に東急不動産が「東急プラザ 表参道原宿」を開業。ファッションのテーマパークをコンセプトに、米国の人気カジュアルブランド「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」の日本1号店など27店舗が出店する。

 

 続いて翌19日には三井不動産が臨海副都心のお台場地区の一角に「ダイバーシティ東京」(江東区有明)を開く。人気アニメ「機動戦士ガンダム」の高さ18メートルの実物大模型がファンの注目を集めているほか、ファーストファッションの「H&M」「ZARA」「フォーエバー21」など154店舗が集める都内屈指の大規模SCとなる。

 

 そして、26日には東急電鉄などがJR渋谷駅前の東急文化会館跡に「渋谷ヒカリエ」を開業する。オフィスなども入居する複合ビルだが、商業施設部分では東急百貨店が新タイプの店舗「ShinQs(シンクス)」を展開する。約1万6000平方メートルの面積に200に及ぶショップと売り場を細かく配置したのが特徴で、20代後半から40代の働く女性をターゲットにフランス人の3ツ星シェフが初めて手がけるベーカリーショップなど食品関係のテナントも多数導入する。