米スターバックス・コーヒーは中国での出店を加速し、2014年までには米国を除いて最大の売上げ規模を達成、15年までには1500店舗を突破するとの見通しを明らかにした。中国およびアジアパシフィック部門社長のジョン・カルバー氏が4月1日、ダボス会議で有名な世界経済フォーラムのアジア版として知られる「バアオ・フォーラム・フォー・アジア」での講演で語った。
スターバックスは1999年に北京で中国1号店をオープン、現在までに48都市で570店舗以上を出店しているが、今後3年間で店舗数を3倍近くに増やす。
2012年9月期第1四半期(2011年10-12月期)で中国およびアジアパシフィック部門の売上高は全体の5%に過ぎないが、伸び率は38%、既存店ベースでも20%増と北米・南米部門、欧州・中東部門を大きく上回るペースで成長している。