ローソンは3月30日、副社長執行役員COO兼CVSグループCEO兼フードサービス本部長の玉塚元一氏(49歳)が取締役に就任する人事を発表した。5月29日の株主総会後に正式に就任する。
玉塚氏は2002年12月に40歳の若さでファーストリテイリングの社長に就任。実績を上げられず05年8月には社長を退任したが、その後、ファーストリテイリング副社長だった澤田貴司氏と企業再生支援のリヴァンプを設立。10年11月にローソン顧問に招かれ、11年3月には新浪剛史社長に次ぐナンバーツーの副社長となり、主力のCVS事業を任された。
玉塚氏の取締役就任に伴い、常務執行役員CCO/CSR担当兼コンプライアンス・リスク統括ステーションディレクターの浅野学氏は取締役を外れる。
また、社外取締役の田坂宏志氏(多摩大学大学院教授)も退任し、代わりに一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授の大薗恵美氏が就任する。
取締役の数は社内4人、社外3人で従来通り変わらない。