メニュー

【原子力災害対策本部】食品の放射性物質の検査ガイドライン見直し、より厳しく

 政府の原子力災害対策本部は食品中の放射性物質に関する地方自治体の検査ガイドラインを改正、3月12日に公表した。

 

 食品に含まれる放射性セシウムの新基準値がコメや野菜、肉、魚など「一般食品」でこれまでの1キログラム当たり500ベクレルから100ベクレルに大幅に引き下げられることに合わせた措置。

 

 過去に複数の品目で出荷制限の対象となった福島、宮城、栃木、群馬、千葉の5県と、単一品目で出荷制限の対象となった東京、神奈川など11都県を、より重点的な検査が必要な自治体とし、過去に100ベクレル(一部品目は50ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された品目を検査対象とする。福島など5県については魚介類も検査対象となる。

 

 50ベクレル超が検出された場合は、市町村ごとに週1回、3検体以上の検査を求めている。